東毛酪農の現状と今後の対策について
謹啓 今回の震災により被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
また、日頃より東毛酪農をご愛顧賜りまして厚く御礼申し上げます。
ご心配をいただいております放射性物質による汚染問題に因り、東毛酪農では下記のような選択をせざるを得ない状況となりました。
たいへん残念ではありますが、ここにご報告させていただきます。
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「本物の安全な牛乳」を届けたい・・・東毛酪農はこの思い一筋に低温殺菌牛乳の製造を続けて参りましたが、群馬県(東部農業事務所家畜保健衛生課)より平成23年4月26日に行なわれたモニタリング検査の結果、事態はたいへん深刻で「管内での放牧及び牧草給与の禁止」の通達がありました。(平成23年5月6日)
これにより東毛酪農の運営理念である健康な牛「放牧」と安全な餌「利根川の野草、全酪農家の自給飼料」の給与を当面の間(暫定許容値が下がるまで)断念せざるをえなくなりました。このことにより来月6月以降の全国的な餌不足が懸念され、どうしても牛の胃袋を満たす為には海外からの輸入牧草に頼らざるを得ません。組合では、出来る限り安全な牧草を安定的に確保したいと考えております。
原乳の検査については群馬県が実施している定期検査(毎週)の数値が基本となっており、安全が確認されております。残念ながら群馬県では全域を一斉に検査はしておりません。東毛酪農が検体を提供するのは6月上旬の予定になっております。
これとは別に東毛酪農は3月20日より製品及び原乳の自主検査を実施し、安全を確認しております。当初(3月20日)の検査では暫定規制値の1/100程度の放射性物質の汚染が認められましたが、4月上旬にはかなり減少し、4月下旬の検査では〈ND〉(検出せず)となっています。
今後は製品と同時に牧草の自主検査(牛乳は1回/2週間・牧草は随時)を実施し、暫定許容値が基準を下回り、県の認可がおりた場合は、速やかに東毛酪農本来の姿に戻し製品の安心安全を確保していく予定です。
暫くの間、ご不便をお掛けいたしますが、東毛酪農としての苦渋の選択であることを何卒ご理解下さり、引き続きご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
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